2020-01-01から1年間の記事一覧
鎌倉幕府の構造は、前期と後期では、様変わりしています。 歴史を勉強する際、どうしても人物や出来事に目が移り、本質を見失いがちになってしまうことが往々にしてあります。鎌倉幕府の構造なんかはまさにそうで、政治の流れを順に追っていくだけでは大事な…
鎌倉幕府の支配体制を勉強していくと、単純なようで難しい、難しいようで単純明快といった、なかなか不思議な感覚に陥っていきます。今回と次回で、鎌倉幕府の支配システムをポイントを絞って解説したいと思います。
高校日本史を指導するにあたって、私の持論の要点は、 ・日本史学習において「思考する」ことはとても大切。・ただし、事実の正確な把握と体系的な理解の上で思考する。 というものです。
社会人になって、「もっと歴史を勉強しておけばよかった」という人、たくさんいますよね。何事もそうですが、必要にせまられたときか、魅力を感じたときぐらいしか、人間は「知りたい」と思わないものです。
今回は院宮分国制と知行国制の内容です。 荘園公領制をやっとの思いで理解すると、次に立ちはだかる壁が院宮分国と知行国の制度です。院政や鎌倉幕府と関わる大切な制度ですから、頑張っていきましょう!
コロナウイルスの関係で、学校に行きたくてもいけない生徒さんが大勢いますね。 「こんなに学校に行きたいと思ったのは初めて」という声すら耳にします。
「中世はいつから始まった?」 つづきです。
今回は、久しぶりに、授業に関する提案、指導内容の話をしていきたいと思います。 テーマは、中世はいつから始まった? です。
古代土地制度シリーズ第4弾、今回は、10世紀後半の動きと荘園公領制についての内容です。
今回は、古代土地制度シリーズの第3段、9〜10世紀の土地支配のあり方について扱っていきます。
今回は、古代土地制度シリーズの第2段、初期荘園について扱ってみたいと思います。
律令制度が完成すると、国司は国ごと、郡司は郡ごとに設置されるようになったというのはご存知だと思います。ただ、国司と郡司というのは、似ているようでその性格は全く異なります。
いよいよ、新年度がスタートします。 不安でいっぱいの新学期です。生徒も保護者も先生も、みんな不安な新学期。 新型コロナウイルスで世間が騒然としています。
桓武朝~嵯峨朝にかけて、律令国家体制の整理・再編が進む中で、蔵人頭や検非違使などの令外官が設置されました。
今回は、古代の政治を大きな視点で捉えよう!というテーマです。古代の政治史は、三つの時代に分けて考えると整理しやすいでしょう。
さて、②の内容に移りましょう。法典と官職の整備です。
テストの問題や演習問題を作成する際、大学入試の過去問や問題集などを参考にするのはもちろんですが、本や、参考書等もたくさん読むことになります。
平安時代初期(桓武朝~嵯峨朝)の政治の重要ポイントは、
平安時代について、続きです。 もう少し、攻略テクニックを紹介します。
平安時代は約400年という長い期間です。平成年間の約13倍…(イメージがつかない…) 平安時代とひとくくりに言われても、この時代に一貫して共通することがらは、ほとんどなにもありません。
日本史に限らず、どのような学習でも、「本質」や「原理」、「原則」といった、抽象的な概念をきちんと理解することで、深い学びになっていきます。
こんにちは。 今回は旧石器時代と縄文時代についてです。 正直なところ、大学入試での出題頻度は低く、今年度の入試対策課外でもほとんどすっとばしてしまいました。授業をしていく上で留意した点等について触れてみたいと思います。
こんにちは。「こち」と申します。 とある県で、高校生に、主として日本史を教えています。そろそろ5年目になり、仕事に少しずつ慣れてきたところで、情報発信をしながら、さまざまな考えを共有できればいいなと思っています。 ・日本史の受験対策 ・日本史…